ネガティブ
いつもは気にならないことが、気になる。
いつもは傷つかないことで、傷つく。
いつもは流せることが、流せない。
そんな日がたまにあります。
保育園にお迎えに行くたびに、娘が「お父さんがいい!」と言ってくる。
私と夫がいると、子ども達は2人ともお父さんの方へ行ってしまう。
いつもはそんなこと何とも思わないのに、たまにそれに傷ついてしまう日があります💦
「私なんかいらないのかな」
「いつも面倒見ているのは私なのに」
そんなつまらないことばかりが頭の中に浮かびます。
自分の子どもなので、面倒を見るのは当たり前。
自分が望んで、今の仕事を選び、子どもたちといる時間を手に入れている。
頭では分かっているのですが、時々自分のしていることが意味のないことのように思えて悲しくなることがあります。
仕事で疲れた時とか、嫌なことがあってイライラしている時とか、ストレスが溜まっている時とか。
そういうものが引き金になってしまいます。
子どもにとって、母親が近くにいるのが当たり前というのは良いことだと私は思っています。
そうなりたかったので、私は夜勤はせずに、パートとして看護師をしています。
全部自分で選択したことです。後悔もしていません。
でも、やっぱり、時々、私だって褒めてほしい!!
「よく頑張っているね」と言ってほしい!!
子どもみたいですが、褒めてほしいときがあるんです💦
気を抜くと
普段は大丈夫なのに、ふと気を抜くとネガティブな感情に引きずり込まれそうになります。
「私を必要としてほしい」
「一番愛してほしい」
これは、私が自分の母親に求めていた考えです。
幼い頃から、私は親に自分自身を見てほしかった。
何もしなくても愛していると表現してほしかった。
こういった感情は子どもだけが抱くものではありません。
子どもの時の愛情の不足というのは、その後も自然と治ることはなく、むしろ大きくなって、ずっと私を苦しめていました。
『愛着障害』とは、本当に複雑で、簡単に克服できものではありません。
私は自分の家族が出来てから、特に子どもが生まれてから落ち着きましたが、こうして時々発作のように嫌な考えが頭に浮かび、離れなくなるのです。
喧嘩
そんな訳で、ダメになってしまった私は夫に八つ当たりです💦
「私の気持ちなんてわからないくせに」
一度気持ちが溢れてしまうと、もう止まりません。
私が急に怒り始めたので、夫も怒りました。
まぁ当たり前ですね。
家に居られなくなり、私は頭を冷やしに出かけました。
全てがどうでも良くなって、寂しくて、イライラしていました。
帰らないと
子どもたちも放っておかないし
でも、このまま帰ってもまた喧嘩してしまう
色々考えて、ぼーっとしていました。
結局その日は帰って、夫とろくに口もきかずに寝ました。
夫に謝ろうと買って帰ったコーヒーも上手く渡せずでした。
次の日も冷戦状態でしたが、仕事をしていると気持ちは落ち着くんですよね。
あー わたしバカだったなー
仲直りしないと
そして、やっと謝ることができました。
夫が連絡をくれたから、それがきっかけになったんですけどね。
結局私は子どもの時のままです。
根っこの部分はなかなか生まれ変わってはくれないのです。
それでも、以前よりは自分の孤独や寂しさをコントロールできるようになりました。
『愛着障害』がそう簡単に克服できるとは思っていませんが、こうやって孤独の原因を理解し、寂しさを吐き出すことしか今の私には出来ないのです。
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