ねこがいっぱい!
今回は愉快でおっちょこちょいなネコが、11匹も出てくる楽しい絵本をご紹介します!
今回ご紹介する絵本は、「11ぴきのねこ」です!
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この絵本に出てくるネコたちの振る舞いは、まるで自分の子どもを見ているようです。
ワガママを言ったり、ケンカをしたり、協力したり。
ネコたちに「あーあ」と呆れながらもクスッとしてしまう、そんな絵本です。
詳しい内容
作者は馬場のぼるさん こぐま社より出版されています。
1967年に出版されました。
初版から60年近く経っていることになりますね。
長年親しまれているロングセラー絵本です✨
出版社のおすすめ年齢は、4歳からとなっています。
40ページの絵本なので、乳幼児にとっては少し長めの絵本です。
内容は、11匹のネコはお腹がペコペコでした。
ある日、1匹の魚を見つけ11匹で分けますが、1人分が小さくお腹はふくれません。
そこに「じいさんねこ」が現れ、湖に住む「おおきなさかな」の話をします。
11匹のネコは、その「おおきなさかな」を捕まえる旅に出るのです。
11匹のネコたちは湖で「おおきなさかな」を見つけます。
しかし、ネコたちは返り討ちにあいます💦
それでも諦めないネコたちは、“ある作戦”を考え実行するのです。
さあ、勝負の行方は!?
おすすめポイント
ここで、この絵本のおすすめポイントをご紹介します!
①ネコが11匹も出てくる
この絵本は題名の通り、ネコが11匹も登場します。
1匹は「とらねこたいしょう」で、その他の10匹のネコを引き連れて行きます。
ネコ好きにはたまりません!
②愉快で、自由気ままなネコたち
「とらねこたいしょう」を筆頭に、ネコたちはあの手この手で「おおきなさかな」を捕まえようと奮闘します!
何度失敗しても諦めないネコたちと奇抜な作戦に、思わず感心してしまいます✨
ネコたちがどうやって「大きな魚」を捕まえるのか、ぜひ読んでみてください。
③自分の子どもを見ているよう
ネコたちはケンカしたり、協力したり、本当に自由です。
その様子を見ていると、まるで子ども達の遊ぶ姿を見ているような気持ちになります。
④小さな魚を11匹で分ける
1匹の小さな魚を見つけ、ネコたちはそれを11匹で分けようとします。
もちろん、分け前は小さくなりますし、お腹はふくれません。
それでも11匹は仲間なので、分けなくてはいけないのです。
それが、11匹のネコたちの唯一の正義なのかもしれません。
⑤魚が歌ったり、陸で寝る
「おおきなさかな」は魚なのに、「ねんねこさっしゃれ」を歌ったり、陸に上がって寝ます。
その常識を超えて細かいことは気にしない発想が、馬場のぼるさんの物語の大きな魅力なのだと思います✨
⑥食べちゃった!?
ネコたちはばけもののような「おおきなさかな」を捕まえます。
最初は持ち帰ろうとするのですが、我慢できずに食べてしまいます。
11匹は満腹になり、タヌキのお腹のようになります。
その11匹の満足で幸せそうな顔を見ていると、クスッと笑ってしまいます✨

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