みんな大好きダンゴムシ
子どもはダンゴムシが大好き!
コロコロとした丸いフォルムが良いんですかね?
私も幼い頃は、夢中でダンゴムシを探して、手に乗せて遊んでいました。
今回は、子どもたちが大好きなダンゴムシとその仲間が出てくる絵本です。
今回ご紹介する絵本は、「だんごむしのおうち」です。

| だんごむしの おうち (幼児絵本ふしぎなたねシリーズ) [ 澤口たまみ ] 価格:1,100円(税込、送料無料) (2025/10/18時点) 楽天で購入 |
詳しい内容
文:澤口 たまみさん 絵:たしろ ちさとさん 出版社:福音館書店
3歳から5歳向きの絵本となっています。
一人で読むなら小学生からがおすすめです。
内容は、「ねえねえ、みてみて!」というセリフから始まります。
女の子がダンゴムシをたくさん見つけてきました。
「ここがだんごむしのおうち。」
と言って、ダンゴムシを円の中に集めます。
しかし、みんなお家から出て行こうとします。
女の子は出ていこうとするダンゴムシを、丸めてお家に戻します。
ダンゴムシたちをよく観察してみると、半分しか丸まらないもの、全然丸まらないものがいます。
どうやら丸まらないものはダンゴムシではないようです。
中にはひっくり返ったまま、戻れない子もいます。
よくよく見てみると、その子には丸まれない秘密があったのです!
短いストーリーの中でも、ダンゴムシのことがよく分かる内容となっています。
おすすめポイント
ここで、この絵本のおすすめポイントをご紹介します!
①たくさんダンゴムシが出てくる
絵本には、たくさんのダンゴムシが出てきます。
1匹1匹のダンゴムシの色も大きさも異なっており、それが絵のダンゴムシをリアルに表現しています。
②ダンゴムシに個性がある
絵本に出てくるダンゴムシは大きいものから小さいもの、丸まれるものから丸まれないものまで様々です。
オスとメスも描き分けられていて、思わずじっくりと見入ってしまいます。
③ダンゴムシの生態がよく分かる
本当にダンゴムシの特徴が丁寧に描かれていて、読んでいるとダンゴムシの特徴がよく分かります。
ダンゴムシがどうやって子どもを生むのか。
ダンゴムシの赤ちゃんてどんな姿をしているのか。
短いストーリーの中にダンゴムシの魅力がつまっています✨
④ダンゴムシの仲間についても知ることが出来る
絵本には、ダンゴムシによく似た“仲間”も登場します。
裏表紙にはちゃんとその“仲間”の解説も書かれています。
⑤絵が見やすい
絵は水彩絵の具で描かれているようです。
そのためや若い印象です。
しかし、ダンゴムシは1匹1匹しっかりと個性を持って描かれています。
⑥子どもの目線で描かれている
絵本は子どもの目線で描かれています。
そのため、まるで子どもが自分で覗き込んでいるように見えます。
ダンゴムシを掌に乗せたり、地面に顔を近づけて見ている様子が描かれています。
地面に円を書いて、それを“だんごむしのおうち”にしてしまうのも「子どもらしいなぁ」と思いました。
自然や虫への興味も育むことができる、ダンゴムシの魅力がつまった絵本です✨
ぜひ親子で読んでみてください。

コメント