クリスマスのおばけ

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おばけとクリスマス?

すっかり秋も深まり、もうすぐクリスマスですね✨

子どもたちもクリスマスプレゼントやケーキのことを考え、わくわくしていることでしょう♪

今回はそんなクリスマスにサンタクロースではなく、おばけが出てくる絵本をご紹介します。

クリスマスにおばけ?と少し不思議におもうかもしれませんね👻

今回ご紹介する絵本は、「クリスマスのおばけ」です。

クリスマスの おばけ (せなけいこのえ・ほ・ん 9) [ せな けいこ ]
価格:1,210円(税込、送料無料) (2025/11/11時点) 楽天で購入

詳しい内容

作者はせなけいこさん

ポプラ社より出版されています。

出版社のおすすめ年齢は、2、3、4歳からとなっています。

内容は、子どもたちはクリスマスツリーやクリスマス会を楽しみ、サンタクロースやお父さんお母さんからプレゼントをもらって、ご馳走を食べて、クリスマスを楽しみます。

みんな寝てしまったクリスマスの夜、おばけが出てきます。

しかし、ケーキもご馳走もプレゼントもありません。

寒くて震えているおばけちゃん。

かわいそうに思った子どもは、おばけにケーキを分けてやり、プレゼントを用意します。

ケーキやプレゼントを受け取ったおばけは、嬉しくて笑顔になるのです。

おすすめポイント

ここで、この絵本のおすすめポイントをご紹介します!

①クリスマスを楽しむ子ども

絵本にはクリスマスを楽しむ子どもの様子が描かれています。

クリスマスツリーや幼稚園でのお遊戯会、プレゼントをくれるサンタクロース、たくさんのご馳走。

そして、ニコニコしながら眠りにつきます。

②かわいそうなおばけ

クリスマスの夜、子どもがニコニコして眠った後におばけが出てきます。

しかし、夜中に出てきてもケーキもご馳走も残っていません。

プレゼントももらえません。

寒くて震えているおばけは怖いものではなく、助けてあげたい存在に思えます。

③子どもの思いやりの心

暗くて寒くて震えているおばけちゃんに、子どもはケーキを分けたり、プレゼントをあげようと考えます。

普段は怖い存在のおばけであっても、1人で寂しそうにしているとかわいそうに感じてしまうものです。

絵本では、そんな子どもたちの思いやりや優しい気持ちも描かれているのです。

④優しい語り口

絵本は子どもの独り言のような語り口で進んでいきます。

そのため、子どもたちもまるで自分がおばけちゃんに様々なことをしてあげているように感じるのではないでしょうか。

親子で読み聞かせをしながら、「自分ならこうしてあげたい」という気持ちを引き出せる絵本です。

⑤あじのある切り絵

せなけいこさんの絵本と言えば、切り絵が大きな魅力の1つです✨

子どもの優しい表情やおばけの少し不気味な感じも表現されています。

⑥最後はおばけも笑顔に

子どもにケーキとプレゼントをもらったおばけちゃんは、最後は笑顔で喜びます。

子どもの優しさが孤独なおばけを助け、笑顔にしたのです✨

心温まるクリスマスの絵本です。

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この記事を書いた人

こんにちは。やなです。
看護大学卒業後、紆余曲折あり、今は地方の市立病院で看護師をしています。
2児の母で、子育て奮闘中です!
何気ない日常や育児のこと、少し重い過去の話など書いていきます。
ハイキュー!!が好きです♡オタクです。

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