子どもの読解力をつけたいと考えておられる親御さんは多いと思います。
読解力は国語だけでなく、すべての学習の基礎となります。
数学も難問になるほど、問題文を読み解くことが出来なければ解くことは出来ません。
読解力の基盤を作るには、乳幼児期からの積極的な言葉の働きかけが重要です。
今回は言葉の世界を広げるのために、私が子どもたちに買って良かったと思うものを紹介します。
それは公文の俳句カードです!
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この俳句カードは、春・夏・秋・冬の4種類があり、それぞれ江戸時代から現代までの30句ずつ収録されており、春~冬の4集で、120句の俳句に触れることができます。
私も最初は「俳句なんて子どもには難しいのではないかな?」と思っていましたが、日本人の耳に親しみやすい五音、七音からなる俳句はリズム良く、自然と頭に入ってくる感覚でした。
例えば、春に収録されている「つばめ つばめ 泥が好きなる燕かな」という句は、「つばめ つばめ」がわらべ唄の「かごめ かごめ」「さくら さくら」などを思い浮かばせ、親しみやすい句となっています。
このようにわらべ唄も俳句もどこかで通じるものがあり、子どもの言葉の世界を大きく広げてくれます。
私はこの俳句カードも童謡カードと一緒に、子どもたちが0歳の頃から読み聞かせていました。
子どもたちは3歳頃には自然といくつかの句を覚え、私と一緒に俳句を言うようになっていました。
言葉の意味は分からなくても、きれいな日本語をたくさん聞いて、体の中に蓄積していくと、今後の言葉への興味を引き出してくれると思います。
私は学生の時に、古典や俳句が苦手でした。
その大きな理由が、「意味が分からないから」でした。
現代では聞きなれない言葉もあり、苦手意識がついてしまったのです。
しかし、幼少期から様々な時代の文学に触れておけば、身体が覚えていて、自然と親しみが湧きます。
カードの表には句をイメージした絵が描かれており、裏には俳句が書いてあります。
俳句を読みながら、お子様と一緒にその情景を思い浮かべることができます。
このカードも大きさはB6判で分厚く丈夫ですし、カードの角も丸くなっていて、幼いお子様が持っても安心です。
しかし、うちの子は嚙み切っていたので、大人と一緒に使うのが良いと思います。
読解力はすべての学習の基礎となります。
自宅で楽しく、親子で触れ合いながら、学習意欲を育ててみてはいかがでしょうか?

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