セミの抜け殻

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セミの声

夏至を過ぎてもまだまだ日が長いですね。

朝4:30にはうっすら辺りは明るくなるし、明るくなれば暑くなって、セミが鳴き始めます。

今年はセミが鳴き始めるのが遅いと感じたのですが、遅れを取り戻すかのように毎日うるさく鳴いていますね。

あの声を聞いているだけで、暑い💦

ただでさえ暑いのに、余計に暑くなります。

でもあの声を聞いていると、夏だなぁ〜と思います。

子どもの頃は網と虫かごを持って、必死にセミを捕まえていたのに、大人になった今は触れません💦

セミって結構大きいじゃないですか!?

子どもの頃は平気だったのに、大人になるとダメになるものってありますよね。

私は虫全般が苦手になりました💦

だって、見ているとゾワゾワします。←アバウト!

毎朝の恒例

子どもたちの通っている保育園の隣にはお寺があります。

毎朝送っていくと、うるさいくらいお寺の木にとまったセミが鳴いています。

ここで子どもたちが毎朝、セミの抜け殻を探すんです。

息子のクラスでセミの抜け殻を集めているようで、セミの抜け殻を見つけては保育園に持って行くのです。

まぁ、だいたい1つは見つかるんですよね。

それで終われば良いのですが、娘が「私も欲しい!!」と言ってきかないのです。

娘は最近、息子が持っているものは何でも欲しがります。

それが例え、セミの抜け殻であったとしても…

そこから2つ目のセミの抜け殻探しが始まります。

大音量で鳴くセミの声を聞きながら、お寺の木や石段にくっついている抜け殻を探します。

あった!

いや、これはただの枯葉だ、残念。

あ〜 今日は見つからないんじゃないか!?

朝の忙しい時間に親子3人で血眼になって、セミの抜け殻を探します。

たいていは息子が「あった!」と見つけてくれます。

やっぱり子どもはよく見ていますね。感心します✨

よく見てみると、脱皮できずに死んでいる幼虫もいました。

セミって7年くらい土の中で過ごして、土から出て1週間くらいで死んでしまうんですよね。

そう思うと、あれだけ一生懸命に鳴いているのも分かる気がします。

まぁセミにとっては外の世界よりも土の中の方が快適かもしれませんが…

行ってきます

見つけた頃には、保育園の駐車場で一緒になった子たちはすでに送り届けられ、私の車だけになっていました。

少し焦りながら、私も子どもたちを保育園に送り届けます💦

子どもたちは嬉しそうにセミの抜け殻を先生たちに見せながら、教室に入って行きます。

セミの抜け殻を見つけるようになってから、娘はご機嫌で保育園に行くようになりました。

これだけでも助かります。

やっぱり仕事に行く前に流れると、後ろ髪を引かれる思いになります。

「行ってくるね」

「ばいばい」

と、2人に手を振って私も仕事に行きます。

毎朝付き合うのは大変ですが、これくらいの余裕は持っていたいと思います。

子どもたちが興味を持ったことを一緒に共有できるこの時間が、私にとっては何より大切です。

まぁ焦る気持ちは消せませんが。

なんせ朝なんで。

さぁ今日も暑いですが、頑張りましょう。

行ってきます!

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この記事を書いた人

こんにちは。やなです。
看護大学卒業後、紆余曲折あり、今は何とか地方の市立病院で看護師をしています。
2児の母で、子育てに集中するために今はパートで働いています。
何気ない日常や好きなこと、趣味、少し重い過去の話など書いていきます。
記事によってテンションが違いますが、お付き合いいただけると嬉しいです。

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