おばけのてんぷら

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みんな大好きおばけの絵本

子どもって不思議とおばけが好きですよね。

ちょっと怖いけど、でも気になる。

そんな子どもたちにピッタリな、可愛いおばけが出てくる絵本をご紹介します。

今回ご紹介する絵本は「おばけのてんぷら」です!

おばけのてんぷら (絵本のひろば 29) [ せな けいこ ]
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どんな絵本?

これはせなけいこさんの人気のロングセラー絵本です。

1976年に発行され、現在も子どもたちの興味を惹きつけ、楽しませています✨

対象年齢は、3.4.5歳〜となっています。

絵本の内容は、食べることが大好きなうさこが、子猫が食べていた天ぷらを味見させてもらい、自分でも作ってみようと考えます。

お買い物に行って材料を揃え、家で天ぷらを作り始めます。

その良い匂いを嗅ぎつけたおばけがうさこの家にやってきて、うさこが作った天ぷらをつまみ食いしていきます。

おばけは夢中で天ぷらを食べている途中で、天ぷらの衣の中へ落ちてしまいます!

さぁ、おばけはこのまま天ぷらにして食べられてしまうのでしょうか!?

ハラハラ、ドキドキ

でも、最後にはクスリと笑えるユーモアたっぷりの絵本です。

おばけが少し怖いお子様も、安心して読む事が出来る内容です✨

おすすめポイント

ここで、この絵本のおすすめポイントをご紹介します!

①食いしん坊で、楽天的なうさこ

主人公のうさこはおっとりしていて、小さなことは気にしません。

天ぷらの材料を揃えるのに、お小遣いを全部使ってしまいます。

おばけに天ぷらをつまみ食いされても気がつきませんし、天ぷらを作りながら食べてしまいます。

マイペースな食いしん坊です。

②おっちょこちょいなおばけ

出てくるおばけはおっちょこちょいで、憎めません。

おばけのくせに、油で滑って天ぷらの衣の中に落ちたり、そのまま天ぷらにされそうになったり。

おっちょこちょいなおばけに、ハラハラ、ドキドキ。そして最後はホッとさせられます。

③天ぷらが食べたくなる!

「おばけのてんぷら」という題名の通り、絵本には美味しそうな天ぷらが出てきます。

うさこやおばけが美味しそうに天ぷらを食べている様子を思い浮かべると、こちらも天ぷらが食べたい気分になってきます。

④味のある貼り絵

えなけいこさんの絵本の最大の魅力は、この貼り絵ではないでしょうか。

紙を千切ったり、切ったりして表現された絵は、独特の味があり、どこか温かい印象を受けます。

紙の持つ柔らかさや温かみを感じることが出来る魅力的な絵本です✨

⑤優しい語り口

これもせなけいこさんの絵本の魅力の1つです。

「てんぷらってだーいすき」

「ちいさくなーれ べろべろばー」

など、ついつい口に出して言いたくなるような語り口で、うちの子どもたちも覚えて、真似をしていました。

ぜに、親子で!

どこか懐かしく、優しい気持ちになる絵本です✨

そして、この絵本を読むと天ぷらが食べたくなります!

私の子どもも絵本の中におばけが出てくると、「あっ、おばけ出てきたよ!」と嬉しそうに指を刺していました。

子どもたちの大好きなおばけを、貼り絵で優しくユーモアたっぷりに表現した絵本です✨

ぜひ、親子で一緒に読んでみてください。

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この記事を書いた人

こんにちは。やなです。
看護大学卒業後、紆余曲折あり、今は何とか地方の市立病院で看護師をしています。
2児の母で、子育てに集中するために今はパートで働いています。
何気ない日常や好きなこと、趣味、少し重い過去の話など書いていきます。
記事によってテンションが違いますが、お付き合いいただけると嬉しいです。

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