不朽の名作
僕らの名前はぐりとぐら。
この世で一番好きなのは お料理すること、食べること。
誰もが一度は聞いたことがあるフレーズではないでしょうか?
今回ご紹介するのは、世代を超えて圧倒的な人気を誇る絵本です✨
今回ご紹介するのは、「ぐりとぐら」です。
ぐりとぐら (ぐりとぐらの絵本) [ 中川李枝子 ] 価格:1,100円(税込、送料無料) (2025/6/29時点) 楽天で購入 |
2023年には絵本生誕から60年を迎え、今なお高い人気と知名度を誇っています。
詳しい内容
この絵本は、作:中川李枝子さん、絵:大村百合子さん 福音館書店から出版されています。
対象年齢は3歳からとなっています。
確かに少々文章が長いため、赤ちゃんは飽きてしまうかもしれません💦
1963年に発行され、以来60年以上に渡って親しまれている名作です。
「ぐりとぐら」シリーズにはこの1作目を含め、7冊の絵本が出版されています。
お話の内容は、青い服と赤い服を着た2匹の野ネズミの「ぐりとぐら」が森の中を歩いていると、大きな卵を見つけます。
卵が大きすぎて、家には持って帰れないため、ぐりとぐらは森の中で料理をしようと考えます。
さぁ、何を作ろう?
いろいろ考えて、2匹はその卵で“カステラ”を作ることにします。
カステラを作っていると、いい匂いに誘われて森の動物たちが集まってきます。
そして、お鍋のふたを開けると、まあるいカステラがふんわりと顔を出すのです✨
読んでいると想像がふくらみ、そのカステラの匂いがしてくるような気がしてしまいます!
おすすめポイント
ここで、この絵本のおすすめポイントをご紹介します!
①テンポのいい文章
僕らの名前はぐりとぐら。
この世で一番好きなのは お料理すること、食べること。
このフレーズからも分かるように、リズミカルに物語が進んでいきます。
読んでいる方も聞いている方も、とても心地いです✨
②野ネズミの「ぐりとぐら」が可愛い
ぐりとぐらのやり取りがとても可愛いです♡
2匹は双子のねずみらしく、息もピッタリ!
そして、とてもマイペースです。
そんな姿にほっこりしてしまいます。
③カステラが美味しそう!
絵本に出てくるカステラが、本当においしそうに表現されています。
出来立てのカステラは、ふんわり柔らかで、きっと甘い匂いがするに違いありません。
この絵本の最大の魅力なのではないでしょうか!
④たくさんの動物たちが出てくる
カステラのいい匂いに誘われて、森の動物たちがたくさん集まってきます。
くま、ライオン、ねずみ、しか、いのしし、ぞう、うさぎ、小鳥、フラミンゴ…
みんなで仲良くカステラを食べます。
何の動物がいるか、子どもと探すのは楽しかったです✨
⑤最後に卵の殻はどうなる?
大きな卵でカステラを作って、残ったのはあの大きい卵の殻だけ。
2匹の野ネズミは、この殻も素敵なものに変えてしまいます。
まさに「余すところなく」といった感じです。
ぜひ、実際に絵本を読んで確かめてみてください✨
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