子どもはダンゴムシが大好き
子どもってダンゴムシが好きですよね。
私も子どもの頃、ダンゴムシを見つけては手に乗せて遊んでいたのを覚えています。
一見地味で、どこにでもいる虫ですが、ダンゴムシの何が子どもたちを魅了するのでしょうね。
あの丸いフォルムでしょうか? それともたくさんの足!?
大人になると、ダンゴムシというか虫全般が苦手になり、あまり触りたいとは思わないのですが、子どもたちはダンゴムシに興味津々です💦
実際に触るのは無理でも、この本を読めばダンゴムシのことがよく分かります✨
今回紹介する絵本は、「みつけたよ!だんごむし」です。
みつけたよ!だんごむし (しぜんにタッチ!) [ 久保秀一 ] 価格:1,430円(税込、送料無料) (2025/7/19時点) 楽天で購入 |
ダンゴムシが昆虫ではないことをご存じの方はたくさんいると思うのですが、オスとメスの見分け方や食べ物、脱皮の仕方など知ってそうで知らないことをこの絵本は教えてくれます!!
では、実際にこの絵本の魅力についてお話します。
おすすめポイント
私がこの絵本の好きなポイントを紹介します!
①フルカラーの写真でダンゴムシの生態を見れる
この絵本はすべてのページにフルカラーの写真が使用されており、小さなダンゴムシを拡大写真で大きく見ることが出来ます。
ダンゴムシが丸まっている姿が、前と横からの拡大写真で掲載されているのですが、その姿は圧巻です!
そして、どうして丸まる必要があるのか、どんなときに丸まるのか、子どもたちの疑問にもきちんと答えてくれます。
②ダンゴムシの食欲について、写真で分かりやすく解説
一週間でダンゴムシがどれだけ葉っぱを食べるのか、写真で分かりやすく掲載されています。
小さなダンゴムシが、大きな葉っぱを食べていく様子、葉っぱのどの部分を食べているかをかなり詳しく解説してくれています。
また、ダンゴムシが何を食べて、何を食べないのかも写真で一目瞭然です!
ダンゴムシの固いからだを形成するために、まさかあんなものまで食べるとは!!
この絵本を読んで初めて知ったことがいっぱいです。
③ダンゴムシのうんち!?
食べたらうんちは出ますが、これも写真付きで載っています。
食べ物の色でうんちの色も変わるってご存じでしたか?
ダンゴムシの小さなうんちも、大きな写真でよく観察できます!
④ダンゴムシの赤ちゃん
そして、ダンゴムシの赤ちゃんも出てきます✨
大人になっても小さいダンゴムシですが、赤ちゃんの時はさらに小さい!
でもお母さんにそっくり!!
大きな写真で紹介してくれているのですが、実際の大きさも分かるようにしてあります。
赤ちゃんは本当に小さい。
この赤ちゃんがご飯を食べたり、丸まったりする様子も載っています。
これは小さすぎて、実際にはなかなか見ることが出来ない光景だと思います✨
⑤脱皮の様子も詳しく解説
ダンゴムシって脱皮っして大きくなるってご存じでしたか?
いったいどうやってあの固い殻を脱ぐのか。
順番に殻を脱いでいく様子を写真で分かりやすく載っています。
しかも、殻を脱いだら終わりじゃないんです!
脱いだ殻も無駄にはしない、ダンゴムシのたくましい生態を学ぶことが出来ます。
子どもの好奇心を伸ばす
この絵本は字が読めなくても、写真を見ていれば何を伝えたいのか分かります。
実際には小さくて観察できないようなことも、大きな写真で細部まで見せてくれます。
そして、「これってなんで?」、「ここはどうなっているの?」と子どもの疑問に答えてくれるため、外世界に興味を持ち始めたお子様にはピッタリの絵本です。
対象年齢は3、4歳からとなっていますが、何歳からでも楽しめる絵本だと思います。
大人が読んでも、「へぇ~そうなのか」、「知らなかった」ということがきっと見つかると思います。
ぜひお子様と一緒に読んでみてください。
コメント