ちいさなおばけの絵本
今回ご紹介するのは、子どもが大好きなおばけの絵本です。
子どもっておばけが大好きですよね!
「怖いけど、気になる」
誰もが一度は子どもの時に経験する思いではないでしょうか!?
今回ご紹介するのは、「おばけのおつきみ」です。

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おばけが怖くても、親子で楽しめる可愛いおばけの絵本です✨
詳しい内容
この絵本は、「ねないこだれだ」でお馴染みの“せなけいこさん”の人気の絵本です。
2015年に発行され、子どもたちの興味を惹きつけ、楽しませています✨
対象年齢は、2,3,4歳〜となっています。
内容は…
森に小さなおばけが住んでいました。
ある日、おばけちゃんは小さなうさぎちゃんが泣いているのを見つけます。
「ママがいないよー」となくうさぎちゃんに、おばけは優しく声をかけ、一緒に遊んであげます。
うさぎちゃんと2人でお月見をしようとして、おばけちゃんはお団子に化けてあげるのですが、ここで問題が起こるのです💦
最後はうさぎちゃんのママも帰ってきて、ハッピーエンドです✨✨
おすすめポイント
ここで、この絵本のおすすめポイントをご紹介します!
①やさしいおばけちゃん
絵本に出てくるのは、“小さなおばけちゃん” と “泣いているうさぎちゃん”
おばけちゃんは、このうさぎちゃんが泣き止んでくれるように頑張ります。
おばけちゃんの優しさに心が温かくなります✨
②小さなうさぎちゃん
絵本に出てくるうさぎちゃんは、まさに子どもそのものです。
「ママがいない」と言って泣くのも、おばけちゃんにワガママを言うのも、まるで自分の子どもを見ているかのようです。
③小さなおばけちゃんの奮闘
子どもは自分よりも小さい子の面倒を見たがります。
絵本に出てくるおばけちゃんもまさにソレで、微笑ましいです。
自分の身体を張って、何とかうさぎちゃんを笑顔にしてあげようとするおばけちゃんの奮闘や優しさは、子どもたちにもきっと伝わると思います。
④味のある貼り絵
えなけいこさんの絵本の最大の魅力は、この貼り絵ではないでしょうか。
紙を千切ったり、切ったりして表現された絵は、独特の味があり、どこか温かい印象を受けます。
紙の持つ柔らかさや温かみを感じることが出来る魅力的な絵本です✨
⑤優しい語り口
これもせなけいこさんの絵本の魅力の1つです。
「なくんじゃないよ うさぎちゃん」
「ぼくがあそんであげるから」
など、ついつい口に出して言いたくなるような語り口で、うちの子どもたちも覚えて、真似をしていました。
⑥お月見に興味が持てる
絵本ではおばけちゃんとうさぎちゃんがすすきやおさんぼうを飾って、『おつきみ』をしようとします。
日本の伝統行事を絵本から知り、興味を持つことで、親子で楽しむことが出来ます。
子どもは自分より小さな子どもの面倒を見たがります。
自分が不安でも、その気持ちを隠して、小さな子どもに優しくすることもあります。
優しくしてもらう経験をした子どもは、今度はその優しさを、別の子に与えていくことでしょう。
この絵本は、そんな子ども同士のやり取りを思い出させてくれるような絵本です✨
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