不思議な絵本
大人には分からなくても、子どもにとっては魅力的✨ なんてことありませんか?
大人にとっては普通の絵本でも、子どもが読んでもらうと喜ぶ絵本ってありますよね。
今回ご紹介するのは、そんな不思議な魅力がある絵本です。
今回ご紹介するのは、「ぽっかり つきがでましたら」です。

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詳しい内容
文:内田麟太郎さん 絵:渡辺有一さん
文研出版から発行されています。
サイズはA4(264×214mm) 32ページです。少し大きな絵本になります。
出版社のおすすめ年齢は、3・4・5歳からとなっています。
内容は、題名にもなっている「ぽっかりつきがでましたら」という文章から始まります。
次に、「ぽっかりかばにもでるでしょう」という文章と共にお月様はカバになってしまいます。
このようにしてお月様はいろいろなものに姿を変えていきます。
次はトマト、その次はカボチャ、それからお花。
リズム良いテンポで絵本は進み、お月様も姿を変えます。
そして最後にはおばけも登場します✨
この内容がなぜか子どもの心を惹きつけるようで、うちの子ども達は何度も「もう一回読んで!」と言っていました。
おすすめポイント
ここでこの絵本のおすすめポイントをご紹介します!
①お月様がいろいろなものに姿を変える
「ぽっかりつきがでましたら」という言葉と共に、お月様がいろいろなものに姿を変えていきます。
カバ トマト かぼちゃ 花 などなど
えっ!?そんなものにまでなっちゃうの?
次は何に変わるかな?
と、子ども達はわくわくしながら絵本を読んでいます✨
②お月様の顔が優しい
どのページでもお月様は“にこにこ”と優しい顔をしています。
そんな優しい顔で地上を見ているのです。
でも、最後にはお月様に“ひげ”が生えてきて…
お月様の表情にも注目です!
③お月様を見上げているのは
お月様はいろいろなものに姿を変えますが、お月様を見上げているのも人間だけではありません。
馬 たくさんの猫たち 犬 子ども…
また町ではお祭りが行われていたりします。
お月様以外にも目を向けてみると面白いです。
④リズムの良い文章
「ぽっかりつきがでましたら」という文章で始まり、「ぽっかりかばもでるでしょう」という文章が続きます。
このテンポ良いリズムで絵本は進んでいきます。
短い文章ですが、覚えやすく言いやすいです。
そのため、子どもたちも覚えてしまいます。
うちの子ども達も私が読み聞かせをしていると、文章を一緒に口ずさんでいました。
⑤絵が柔らかくて優しい
筆で描かれたような絵本の絵は、どこか懐かしく優しい絵です。
特に丸いお月様は夜なのに温かみを感じるように描かれています。
絵本全体が優しい印象です。
夜なのに、どこか優しく温かみのある絵本です。
短くリズム良い文章で、子どもたちの心を惹きつけます。
ぜひ親子で読み聞かせをしてみて下さい。

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