看護師に限らず、転職で1番重要で悩むのが『退職理由』ですよね。
退職理由をどのようにポジティブに変えられるかが、『転職の成功の鍵』を握っていると言っても過言ではありません。
しかし、自分をよく見せようとして退職の理由で嘘をつくと、後々良い結果にはつながりません。
かと言って、一から全部自分で考えるのは大変ですよね💦
そこで今回は、面接や履歴書でも使えるように例文を交えてご紹介します!
『退職理由』を考えるコツ

看護師の転職で使う「退職理由」は、ゼロから考えるよりも整理して言い換えるのがコツです。
ポイントをシンプルにまとめます。
■ コツ①:まず本音を書き出す(そのままでOK)
最初はきれいにしなくて大丈夫です。
例:◎人間関係がきつい
◎忙しすぎる
◎給料が低い
👉ここは正直ベースでOK(むしろ重要)
■ コツ②:「なぜそう感じたか」を深掘り
本音のままだとNGなので、一歩踏み込みます。
例:◎人間関係がきつい→ 情報共有が少なく、連携が取りづらい
◎忙しすぎる→ 患者さんと向き合う時間が取れない
👉環境・課題レベルに変換する
■ コツ③:「どう働きたいか」に変える
ここが一番大事です。
例:× 人間関係が悪い→ 〇 チーム連携を大切にしたい
× 忙しすぎる→〇 丁寧な看護を実践したい
👉不満 → 理想に変換
■ コツ④:志望先につなげる
最後は必ず応募先と結びつけます。
例:「チーム医療を重視されている貴院で、より質の高い看護を提供したいと考え志望しました」
👉これで“前向きな理由”として完成
■ まとめ(型)
以下の流れに当てはめると簡単です。
① 前職での経験
② 課題に感じたこと(やんわり)
③ こう働きたい
④ だから御院を志望
例(完成形)
「急性期病棟で多くの経験を積む中で、業務の忙しさから患者様一人ひとりと向き合う時間の確保に課題を感じました。今後はより丁寧な看護を実践したいと考え、そのような環境である貴院を志望いたしました。」
「本音」と『言い換え』
転職で使う退職理由は、「前向き・具体的・次につながる」がポイントです。
看護師の場合、実際に使いやすい例をいくつかそのまま使える形でまとめます。
■ 人間関係系(無難に言い換え)
NG例:「先輩が厳しくて耐えられませんでした」
「職場の雰囲気が悪かったので辞めました」
👉 NG理由:協調性がない・また同じ理由で辞めると思われる
このように言い換え
「前職ではチーム医療の中で多くの経験を積ませていただきましたが、より円滑なコミュニケーションと協力体制の整った環境で、看護の質を高めたいと考え、転職を決意しました。」
■ 業務過多・忙しさ
NG例:「仕事が大変すぎて無理でした」
「夜勤が辛くて辞めました」
👉 NG理由:忍耐力がない印象になる
このように言い換え
「急性期病棟で多くの経験を積むことができましたが、業務に追われる中で患者様一人ひとりと丁寧に関わる時間を十分に確保したいと考え、環境を変えたいと思いました。」
■ 給料・待遇(直接言わない)
NG例:「給料が安かったので辞めました」
「もっと稼ぎたかったからです」
👉 NG理由:条件重視すぎる・すぐ辞めそうと思われる
このように言い換え
「これまでの経験を活かしながら、より専門性を高め、長期的に成長できる環境で働きたいと考え転職を志望しました。」
■ ライフスタイル(結婚・育児など)
NG例:「育児で大変だから辞めた」
👉NG理由:「制限」だけを伝えるとマイナス評価
👉「辞める理由」ではなく「働き続けるための選択」に変える
このように言い換え
「今後のライフスタイルを見据え、無理なく長く働き続けられる環境で看護に携わりたいと考え、転職を決意しました。」
実際に、子育てや介護をしながら働く看護師は多いです。
ライフスタイルによって働き方を変えることは「マイナス」ではなく、今後の後輩たちへの新しい道を示すことにもなります。
■ キャリアアップ
NG例:「思っていた仕事と違った」
👉NG理由:自己分析不足に思える
このように言い換え
「これまでの経験を基に、さらに専門性を高めたいと考え、〇〇分野に強みを持つ貴院で学びたいと思い志望いたしました。」
■ ポイント(かなり重要)
- 不満はそのまま言わない(必ずポジティブ変換)
- 「学びたい・成長したい」に繋げる
- 志望先と理由をリンクさせる
面接での伝え方

では、考えた『退職理由』を実際に面接ではどのように伝えれば良いのかをまとめてみます。
退職理由はこの順番で話すと安定します。
①事実(やわらかく)
②気づき・学び
③今後やりたいこと(志望先につなげる)
1. ネガティブは“薄める”
×「人間関係が悪かった」
○「チーム内での連携に、課題を感じる場面があった」
👉 事実は残しつつ、攻撃的にしない
2. 主語は「自分」にする
×「病院がこうだった」
○「自分としては、〇〇を重視したいと考えるようになった」
👉 他責に見えない
3. 必ず前向きで終わる
退職理由だけで終わらない。
NG終わり:「なので辞めました」
OK終わり:「その経験から、〇〇を実現できる環境で成長したいと考えました」
4. 志望動機と一体化させる
退職理由=過去
志望動機=未来
👉 これがつながっていると説得力が上がる
5. 短くまとめる(重要)
◎30秒〜1分が目安
◎長い=不満が多い印象になりやすい
人間関係が理由の場合
「これまで急性期病棟で勤務する中で、チームで連携することの重要性を強く感じていました。
チーム医療に力を入れている貴院であれば、協力体制の整った環境で患者さんに看護を実践できると考え、志望いたしました。」
忙しさが理由の場合
「多くの症例を経験する中で学びは多くありましたが、その経験から、今後は一人ひとりの患者さんにより丁寧に関われる環境で看護の質を高めていきたいと考えるようになりました。」
スキルアップ目的の場合
「これまでの経験を通じて、基礎的な知識や看護技術を身につけることができたため、今後はより専門性の高い分野で知識・技術を深めていきたいと考えています。」
まとめ
- 不満ではなく“目的”に変える
- 過去より“未来”を語る
- 他人ではなく“自分の意思”として話す
- 短く、つなげて話す
まとめ

いかがでしたか?
面接になると、どうしても緊張してしまって練習通り答えられないことも出てきます。
しかし、伝え方は拙くとも、嘘のない自分の言葉で伝えれば、『誠意』は必ず伝わります。
看護師の就職において、最も大事なことはキャリアや経験ももちろんですが、「信頼関係が築けるか」ということだと思います。
この記事が、あなたの就職や転職に役立てば幸いです。

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