始まり

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一本の電話から

午前の仕事がひと段落し、お昼休憩に入った時でした。

突然電話がかかってきました。

誰?

画面を見ると、夫でした。

珍しい👀

夫はいつも、仕事中はあまり連絡を入れません。

まして、電話なんて。

「もしもし?」

『あっ、ごめん。実は…』

『検査したら、コロナだった。』

「は?」

前日から微熱があり、少し咳をしていました💦

そして、検査をしたらコロナだったと言うのです。

「とりあえず、そのまま実家に帰って」

私も混乱していましたが、夫には自分の実家に帰ってもらうことにしました。

うちはアパートなのと、子どもたちも小さいため隔離ができる環境ではありません💦

物理的に夫を家から追い出すしか方法がありませんでした。

そして始まるワンオペ育児

現在、医療従事者のコロナの隔離期間は5日間が一般的です。

夫の職場も発症日を0日として、そこから5日間出勤停止になります。

そのため、私も5日間は夫に実家で生活してもらうことにしました。

この時の夫の症状は軽症で、熱も下がり、風邪症状もありませんでした。

私は夫と職場は違うのですが、家族がコロナになったので私は濃厚接触者です💦

しばらく感染用のマスクをつけて仕事をすることになりました💦

仕事が終わって、子どもたちを迎えに行って、お父さんがしばらく家に帰れないことを説明しました。

泣きだす子どもたち。

「お父さんが良い!」

「お父さんに会いたい」

うん。私も泣きたい。

しかし、私まで泣いている場合ではありません。

「ごめんね。お父さん少しお仕事で帰れないけど、絶対帰ってくるからね。」

仕事じゃないけど、しばらくはこの嘘で乗り切るしかない。

まぁ息子は薄々気づいているようでした。

「お父さんお仕事で身体がしんどいから、休んでるんやで」

と、娘に説明してくれていました。

家に帰ってからが戦いです!

まず、娘がグズグズ言うのを相手しながら、ご飯の準備とお風呂の準備をします。

保育園から持って帰った大量の着替えを洗濯して、給食セットを洗います。

ご飯ができたら子ども達を食べさせますが、娘はあっへ行ったり、こっちへ行ったり。

とりあえず、食べ終わったらそのままみんな一緒にお風呂へ。

お風呂から上がったら、着替えと歯磨きをそれぞれ終わらせて、アマプラで『ウルトラマン』を見せている間に次の日の保育園の準備をします。

ウルトラマンを見終わったら、20時過ぎに就寝です💤

そして、朝もバタバタで2人の準備をし、保育園に送り届けて、私は仕事へ行っていました💦

何とか逃げ切りたい

毎日憂鬱でした。

潜伏期間を考えたら、だいたい2〜3日で症状が出るはずです。

この時期インフルエンザも胃腸炎も流行っているため、もう何に感染してもおかしくありません💦

祈るような気持ちでした。

しかし、5日は長い!

夫は夜勤がある仕事なので、ワンオペには慣れているつもりでしたが、5日となるとしんどかったです。

何が1番困るかって、やっぱり孤独なことです。

子ども達がいるので、気は紛れるのですが、やっぱり不安でした。

そして、買い物も地味に困りました。

特に水を買うのは大変でした💦

重いんですよね。水。

何とかやっていたワンオペ育児でしたが、これがすんなり最後までいかなかったんですよ。

とほほ。

感染ドミノ恐るべし。

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この記事を書いた人

こんにちは。やなです。
看護大学卒業後、紆余曲折あり、今は地方の市立病院で看護師をしています。
2児の母で、子育て奮闘中です!
何気ない日常や育児のこと、少し重い過去の話など書いていきます。
ハイキュー!!が好きです♡オタクです。

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